すだてに行ってみた
「すだて」ってご存知ですか?
「干潟に網を仕掛け、引き潮時に逃げ遅れた魚を捕まえる、東京湾に伝わる伝統漁法」との事。以下HPより抜粋。
お友達から誘って頂いたので、初めて行ってきました。
jitsusanmaru.grupo.jp千葉県木更津港からすぐのところ。
屋形船で10分程進んだら、到着。
水着の上から胴長(どうなが)を着て、みぞおちまである海の中へずんずんと入っていきます。
www.amazon.co.jpなんだか、不思議な感じ。
海水浴でもなく、磯遊びでもない。
初めての体験。
いざ、すだての中へ。
海の中をよ〜く目を凝らして、魚を探します。
でも。何これ、全然見えない・・・。
一方、既に子ども達は魚を見つけてワーワー言っています。
”あ!いた!!ほらここ!!”
”とったよー!”
”うわ!鯛とったーー!!”
”イカとったーー!やったーーー!!!”
目がいいのか、集中力が高いのか。
子ども達はどんどん魚をゲットしては、網に入った魚と記念撮影。
テンション上がりまくってます。
焦る私。
取れない。いや取る以前に、見えない。
どんどん潮が引いていき、みぞおちまであった海水が、気づけば膝の高さ。
うわ!もう底まで見えるじゃん。魚もう、いないじゃん。
魚は諦めて、貝を取り始めました(笑)。
周りの人のマネをして、すだての杭の溝あたりをほじくってみると、出てくる出てくる、貝どんだけいるんだ。
調子に乗ってほじくっていたら、表面ツルっとした物にタッチ。
その途端、”いてー!!””ヒエーーーーー!!!”
周りがどうした、どうした、とびっくり。
あー恥ずかしい。でも、痛い。怖いよーーー!!!
そう、蟹です!めっちゃ動きが早い。逃げられる。どうしよう。
これは絶対にゲットしたい。でも怖いよーーー!!!
動揺MAX!!!
そしたら、ベテランキッズが、なんてことはない様子で、ヒョイっと捕まえてくれました。
え!すごい。
尊敬するわ〜。
自分では捕まえられなかったけど、見つけたのは私。
蟹と遭遇出来た。
それだけでもよしとしよう。
その後は、ひたすら貝を取って、あおさ取って、過ごしました^^
最後、その日取れた魚をみんなで山分け。
東京湾アクアライン、渋滞になる前に帰ろうと、メンバーさんが声かけてくれてよかったです。
14:30頃には遠くに数珠繋ぎになっている車が見て取れたので、すぐに解散となりました。
さて、帰宅後がまた大仕事。
魚を捌くのと、大量の貝の砂出し。
下手に手を出しても怒られるので、そこは主人にお任せしました。
それに正直、海の生き物あまり得意ではないので・・・。
楽しかったーと余韻に浸っている子どもの前では言いませんでしたが。
私は、もっぱらあおさ担当。
生のあおさって、初めて見たけど、触った感触はセロファンみたい。
ペラペラしています。透き通った薄緑色が美しい。
これを天日干しして、ゼッポリーネ作ろう♪
こりゃビールが進むな〜。作る前からニヤニヤ。
すだてあそび。
こんな世界があるのね〜と、刺激を受けた一日でした。