リアル本屋さん、ありがとう
久しぶりに、行って来たんですよ。リアル本屋さん。
小学4年生の娘の学習教材を探しに。
生意気盛りの子どもにとって、させられる勉強じゃなくて、乗せられちゃう!!
そんな本があったら、どんなにいいだろうって切に願いながら。
娘の幼少期は、私と一緒に本を読んだり、英語のCDブックを楽しんだり、
絵を見ながら言葉を覚える、なんて事を、親子で楽しんでやっていました。
あの頃の娘には、学ぶ事=楽しい事という幸せな時間がありました。
でもそんな時期はとうに過ぎ去り、最近では、
学校の授業がつまらなかったという話や、
この先生の話し方、一方的でキライ!という話、
つまらなくてもじっと聞いてなくちゃいけないからつまらない。
なんていう台詞が、
チラホラと娘の口から出るようになってきました。
焦り始める私。
学ぶ事が大好きな娘が、学ぶ事をキライになってしまったらどうしよう。
キラキラとした心の成長を潰す事なく、育てて行かねば。
子どもの素直な感情や好奇心に、ズドンとハマる学習教材ってないのかな。
小4にもなると、子供騙しは通用しません。
本当に手応えがあるものでないと、乗ってこないのです。
本屋さんの棚を、気になる背表紙は片っ端から手に取り、パラパラとめくる私。
う〜ん、違うな〜。
こうじゃないんだよな〜。
これじゃ、テキスト開かないよね〜。
心の中で呟きながら、あーでもない、こーでもないと、気がつけば小一時間。
そしたらついに、見つけたんですよ!こんな題名の本を。
その本は薄いので、うっかりすると、棚の下段にあるのを見落としてしまうところでした。
『おはなし推理ドリル』
帯には、(ナゾトキ×文章読解)とあります。
キター!!!ついにキターーーー!!!
これ絶対ハマる!!
直感しました。
何故なら娘が大好きなマンガは、『名探偵コナン』。
好きなゲームは、人狼ゲーム、UNO、トランプの大貧民やババ抜き。
コロナ禍になる前は、謎解きイベントが大好物でした(笑)。
学習塾にも通っていない娘の好奇心や勉強意欲をそそるのは、きっとこれだ!!
まずは、娘の大好きな百人一首編を購入。
・・・いや、これも、これも、面白いぞ!!
という訳で、こんなに買ってしまいました(笑)
学校から帰宅した娘に、盛り上げ効果音つきでこれらの戦利品を見せたところ・・・
『わーーー!!!めちゃくちゃ面白そうーーー!!!ありがとう、ママーーー!!』
頂きました、嬉しいリアクション。
いやー、これからしばらくは、この本で遊べるな。
今の時代、溢れるほどの情報があるけれど、我が子にピッタリフィットする教材は、
実際手に取ってじっくり吟味しなければ、見つけられないと思うのです。
リアル本屋さんがあるからこそ、それが叶う。
もちろん、目利きの書店員さんあってこそ。
ありがとう、リアル本屋さん。
これからも、お世話になります。