向き合い日記

仕事に子育てであっという間の日々。気がついたら50代。色んな事と向き合う事が楽しくなってきたという日記です。

負のエネルギーを昇華させる方法

私が娘たちにリクエストしているルールは、「人の悪口を言わない」。

なのだが、だからといって、それが守られている訳ではない。

そこも織り込み済みで、敢えて、伝えているのだ。

 

昨日も、◯◯ちゃんの嫌なところを、次々にまくしたててきた。

 

気を遣って話さないとすぐに気分を害するんだよ、とか、

先生もその子に気を遣ってるのがおかしいと思う、とか、

仲間に入りたいんだったら、自分から入れてって言えばいいのに。

言えないくせに誘われないと嫌がらせしてくるんだよ、とか。

 

うんうん、そうなんだ〜。

ひとしきり頷きながら聞いて、私は言う。

”あなたはどういう状態になるのがいいと思うの?”

”どういう状態になったらあなたは嫌な感情がなくなるのかな?”

 

他人を変える事は出来ない。

出来るのは、自分がどうしたいのかを知る事だ。

 

その◯◯ちゃんに限らず、これから先も、嫌な事、嫌な子は、いくらでも出てくる。

その度に、心を疲れさせるの?

 

大切なのは、嫌な事象に出会った時、自分がどうしたいのか、を考える事だと思う。

 

今回の例で言えば、

・気分を害されるのが嫌なのかどうか、自分の心に聞いてみる。

”まあいいや”だったら、気を遣わずに、率直に声をかけてみる。

”いや”だったら、気を遣って声をかける。

 

・先生が◯◯ちゃんに気を遣ってるのを見ると嫌な気分になるのは何故?

”特別扱いされてる子がいると落ち着かない”のかな?

”私にも気を遣って欲しい”からなのかな?

先生には、”特別扱い”という行為を訴えるのではなく、その行為を見て自分が感じる事を伝えたらいいんじゃないかな。

 

なんていう話をしてみる。

小4の娘は、う〜ん、と唸って、そのまま。

考えたのか、どうでも良くなったのか、わからないが、もうスッキリとした顔で別の話を始めている。

 

◯◯ちゃん絡みのゴタゴタは、きっと今日も続いているのだろう。

又、娘は負の感情を私にぶつけてくるだろう。

そして私はいつものように、自分との向き合いに置き換えて話すのだろう。

このやり方が正しいかどうかわからないが、今の所私は気に入っている。

 

負のエネルギーを抑え込むのではなく、違う形で昇華させていく。

語弊があったら申し訳ないのだが、トラブルは、刺激だ。

刺激を受ける事で自分の求めている物を知り、そこにフォーカスしていく。

ごまかすのではなく、この世で起こる事象に対し、自分はどうしたいのか、を考える事で、見える世界が全く違うものになるのではないかと思っている。